おっぱいクイズ♪これであなたもおっぱい博士?!
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新春おっぱいクイズ♪これであなたもおっぱい博士?!
A:ノ~
おっぱいが大きい・小さいの差は、女性ホルモンや乳房の脂肪量の違いによるもので、基本的には母乳量には関係はなく、赤ちゃんに吸われれば母乳は出ると言われています。
それよりも、母乳を分泌させるホルモンの量や乳房周囲の血行やリンパの流れ、また赤ちゃんが吸い付きや吸いやすい「乳首」の形や大きさであるか、また赤ちゃんの吸い方や授乳のタイミング、そしてお母さんの食事や睡眠、ストレスの状態等のほうが、母乳の出る出ないを左右するのに重要になると言われています。
乳腺は、汗腺に似た形で、平均15個から20個あると言われていますが、その全てが開かないと母乳育児ができないという訳ではありませんし、数には個人差があります。
また、マッサージなどのケアをしていくと開いていなかった穴が開通し、母乳の量が増える事も多々あります。
もちろん個人差や月数、日によって変動はありますが、母乳の成分中88%は水分であると言われています。母乳は栄養はもちろん、赤ちゃんにとって大切な水分補給源でもあるんですね。水分以外はタンパク質、炭水化物、脂肪などの栄養分のほか、免疫成分も含まれています。
授乳中でもホルモンバランスが変化し排卵は起こります。
プロラクチンとオキシトシンは、排卵を抑える働きをしますが、やがて分泌が弱まってきます。すると母乳が出ているのに排卵が起こり、早い方では産後1~2ヶ月で生理が始まったり、生理が一度もこないまま次の妊娠をする可能性は十分あります。
母乳の産生量は一日のうちでも変動します。こちらもかなり個人差はありますが、やはり夜中~朝方午前6時頃が最大量となると言われています。
十分に睡眠をとったあとの午前6時ごろに母乳の分泌は最大量となり、逆に1日の活動を終え疲れの出てくる午後6時~10時ごろに最も少なくなると言われているのだそうです。
母乳って、本当に奥が深いですね。
いかがですか?新春クイズ、楽しんで頂けましたでしょうか。
ただこの回答はひとつの目安に過ぎません。
人により母乳の状態は、本当にそれぞれ違います。
ぜひ、自分のおっぱいのタイプを知りご自分にあったお手入れをしておきたいですね。
母乳でお悩みの方、またご自分と赤ちゃんのタイプにあったケア方法などがお知りになりたい方、詳しくはぜひ一度助産師にご相談にお越し下さいね。
お待ちしております♪♪♪
産婆さ~ん@サロン・ド・カノン
でした
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